不育症とは?

不妊症と不育症の違い

不妊症とはまた違う症状である不育症。

不育症とは、妊娠はするのだけれども、流産や死産、新生児死亡など、これらの事を数回も繰り返してしまい結果的に子どもを持てない場合をいいます。

似ような言葉に習慣流産や反復流産といった言葉がありますが、これは不妊症とは違う定義となっています。
習慣流産や反復流産は、妊娠22週以降に死産となってしまった、または生後1週間以内に死亡(新生児死亡)してしまったケースは含まれていません。
不育症では、より広い範囲での定義となっているのです。

では何回繰り返せば不育症となるのか?
実は、その明確な数字は学会でも決まっていません。
一般的には2回連続して流産や死産があれば、不育症と判断しているのが現状となっています。

また、1人目が正常分娩で出産したとしても、2人目、3人目と続く妊娠が流産や死産となった場合では、続発性不育症となります。
その際は、不育症としての検査と治療をおこなうこととなります。

「もしかしたら不育症かもしれない…」なんて不安を覚えたときには、かかりつけの主治医や産婦人科医師に相談してみましょう。
その可能性があると判断されたら、リスク因子の検査が勧められることとなります。

不育症となると妊娠は無理なイメージがありますが、実は不育症と診断された8割近くの人が出産しています
不育症と診断された約半数の人が偶発的流産なのですが、安心して妊娠できる環境つくりに気をつけていれば、特別な治療をおこなわなくても次の妊娠予後は可能となっています。

また、場合によっては治療を施すことで出産が可能となることもありますので、必ずしも「不育症=子どもは産めない」とはならない事に注意です。

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